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11月19日 底冷えの日産スタジアム小机駅の改札を出ると、そびえ立つ日産スタジアムが目前に迫ってくる。 やっぱり駅から近いスタジアムは便利でいい。 階段を降りようとすると、見覚えのある青いユニをまとった女性達が数人、息せき切って駅に入ろうとしていた。 「あれ、今日はマリノスとの試合じゃないよね?」 チケットをあわて確認すると、やっぱり相手は横浜「FC」。 「マリノスって今日は千葉とやるはず」 時計に目をやるとすでに3時半。 全身をマリノスグッズに身を包み込み、大きなフラッグまで抱えているでは。。。 おそらく彼女達は、今日の千葉戦をホームゲームと勘違いして日産スタジアムまでやって来たんでしょう。 新横浜から蘇我まではけっこうな距離。 他人事ながら、同じJリーグサポとしてはどうにも心配せずにはいられない。 さて、いつもなら、日産スタジアムまでの道のりを、多くのサポが連なるのですが、この日は歩く人はまばらで、かなり寂しい。 これが夜7時開始だったら、怖くてとてもではないが歩いて行く気になれないほど。 それは埼玉スタジアムでの大宮戦を、はるかにしのぐ寂びれ具合でした スタジアムに入ってみると、ホーム側ゴール裏のあまりの少なさに愕然とする。 新潟側も日曜の夕方開催とあって、決して満杯とまではいきませんが、それでも向こうの何倍もいるわけですから ![]() 横浜FCの設立経緯を知っているだけに、アルビゴール裏からも同情の声が聞こえてくるほど。 三ツ沢が使えないのは仕方ないにしても、マリノスさえもてあますこの巨大スタジアムはあまりに「分不相応」。 ガラガラのスタンドに吹き込む木枯らし1号が、寒々しい雰囲気とあいまってよりいっそう身体に染み込んでくるようでした。 このスタジアムは確かに見難い。 特に相手ゴールエリア付近のプレーはどうなっているのかさっぱりわからない。 必然的に前半は横浜FCの攻撃だけをしっかりと見てしまうわけですが、どうもそれはスタジアムのせいばかりでなかったようで。。。 試合の核心部分は、家に帰って録画を見てやっとわかったくらい。 それでも、TVで見るのとスタジアムで観戦するのとはまったく別のものだということはよくわかる。 だいたい応援にしても、完全に新潟のホーム状態であるのに、TVはその雰囲気をあまり伝えてない。 要はTVのフレームにトリミングされた映像と、バランスを取った音声で「演出」されたエンターティメントということなのだ。 試合内容はともかく、TVを見た印象で新潟の応援を語れないと思う。 現場には、そこにいた人間だけが共有できる感覚があるのだ。 特に新潟のホーム戦をなかなか観られない私としては、ビッグスワンへの想いが募るということです。 エジはゴールを決めた後、2回ともゴール裏に背を向けてしまった。 それでも、エジに対するコールは鳴り止まない。 たとえ彼が新潟を離れる決心をしたとしても、今はまだ闘うニイガタの一員なのだという、サポーターの気持ちが伝わる大きなエジへの声援だったと思う。 ヒーローインタビューの後、挨拶に来たエジが胸をこぶしで叩く姿に、私はグッと来た。 そう、エジは、私たちと共に闘う仲間なのだ。 試合開始前の選手紹介で、山口素弘は新潟ゴール裏から大きな拍手と声援を受けた。 そして、ゲーム終了後に挨拶に来た山口への盛大な「ヤマグチコール」には、思わず涙がこみ上げた。 私たちはあなたと過ごした夢の日々を決して忘れることはない。 これがピッチで会うことの最後の試合にならないことを祈るばかりです。 评论 (4)
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